自分の子供が言葉を覚えてくるとヘタのことは教えられないから、正しい言葉をしっかり確認する癖がついてきます。ので、備忘録がてらの正しい日本語シリーズ。

今回は「重」の音読みについてです。

「重」という字の音読みには、3つの読み方がありますよね。

「じゅう」と「ちょう」と「え」の3つです。

ザっと日常会話で出てくるものだけでも、加重・荷重・貴重・厳重・自重・重罪・重圧・重視・重症・重税・重鎮・重点・重要・重力・重複・重宝・重用・二重瞼・三重県・・・等々。

これらは例外はあれど、基本的には意味によって読み方が変わります。

普段からバリバリ仕事をしている人でも「重複」あたりは結構間違えている人を見ますね。。

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「え」は重なる数を表す助数詞

「え」と読むときは、数を表す助数詞なので、基本的には数字が付いてきます。

二重瞼(ふたえまぶた)

まぶたが2つにかさなっている。

三重県(みえけん)

3つにかさなっている。

「じゅう」は重さを表すもの

「じゅう」と読むときは、基本的に「おもさ」を意味する場合。

加重(かじゅう)

重さを加える。

厳重(げんじゅう)

厳しく重たく。

重罪(じゅうざい)

重たい罪

重視(じゅうし)

重たく視る

重症(じゅうしょう)

重たい症状

重税(じゅうぜい)

重たい税金

重点(じゅうてん)

重たい点

「ちょう」は重なりを表すもの

「ちょう」と読むときは、基本的に「かさなり」を意味する場合。かさなりの解釈で「かさなっていない」とも言えますかね。

貴重(きちょう)

重なりがないほど貴い

重複(ちょうふく)

重なって複数ある

「じゅう」と「ちょう」どちらもある場合

自重(じじゅう・じちょう)

じじゅう:自分の重さ
じちょう:自分で重ならないようにする

重用(じゅうよう・ちょうよう)

じゅうよう:重たい用事
ちょうよう:重なりがないほど大事に使う

重宝(じゅうほう・ちょうほう)

じゅうほう:重たいほど大切な宝
ちょうほう:重なりがないほど大事=便利?

まとめ

なんだか最後のほうは無理やり感がありますが(笑)

基本的に
重さ=じゅう
重なり=ちょう

ですね!

考えてみると、「かさなり」と「おもさ」は、そこまで離れた意味ではないわけですね。重なれば重たくなるわけだし、重なりがなければ稀少価値のあるものになるわけだし。

日本語は難しいけどおもしろいですね。。。

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