自分の子供が言葉を覚えてくるとヘタのことは教えられないから、正しい言葉をしっかり確認する癖がついてきます。ので、備忘録がてらの正しい日本語シリーズ。

今回は「ら抜き言葉の見分け方」についてです。

○○することができる・可能であることを表現するときに「ら」を入れるのが正解なのか、抜くのが正解なのか。

子供は素直に親の言葉を覚えてしまうので、見れる・食べれるあたりは危険ですよね。

しかし、見れる・食べれる、なんかは代表例なのでアレですが、数多くある動詞のすべてを正確に把握しているかというと・・・

無理ですね(笑)

そこで、文法的に云々、なんちゃら活用云々を抜きにして、簡単に判別できる方法が2つあるので書いてみます!

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○○しよう!Let’s ○○!に置き換える

動詞の最後の「る」を「よう」に変えてみてチェック!

Let’s ○○!ですね。。

「ら」が必要な言葉

ら抜き言葉の代表格、見れる・食べれるに当てはめてみると

見る→見よう
食べる→食べよう

と、「る」が「よう」になった時点で、普通に使える言葉になっています。

こういう動詞には「ら」が必要ということですね!

見る→見よう→見られる
食べる→食べよう→食べられる

「ら」が必要ない言葉

「ら」を入れなくても、ら抜き言葉にならない言葉。例えば

立つ→立とう
座る→座ろう

と、「る」を「よう」にしただけでは、普通に使ない言葉になってしまいいます。

こういう動詞には「ら」が必要ないということですね!

その他の例

任意に書いてみますが…

  • 書く→書こう→「よう」ではないので「書ける」
  • 叩く→叩こう→「よう」ではないので「叩ける」
  • 走る→走ろう→「よう」ではないので「走れる」
  • 滑る→滑ろう→「よう」ではないので「滑れる」
  • 飛ぶ→飛ぼう→「よう」ではないので「飛べる」
  • 感じる→感じよう→「よう」なので「感じられる」
  • 開ける→開けよう→「よう」なので「開けられる」
  • 入れる→入れよう→「よう」なので「入れられる」
  • 当たる→当てよう→「よう」なので「当てられる」
  • 撫でる→撫でよう→「よう」なので「撫でられる」
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最後の「る」を抜いて命令形になるかどうか

「○○る」の、最後の「る」を抜いてみて、自然と命令形になっているかどうかをチェック!

さっきと逆に、「ら」が必要ないパターンから見ていきます。

「ら」が必要ない言葉

さっきと同じく、立つ、座るを例にすると

立つ→立てる→(るを抜くと)立て
座る→座れる→(るを抜くと)座れ

という風に、可能なことを表現している状態で「る」を抜いてみて、自然な感じで命令形になっていれば「ら」を入れる必要はありません。

「ら」が必要な言葉

さっきと同じく、ら抜き言葉の代表格、見れる・食べれるに当てはめてみると

見る→見られる→(るを抜くと)見られ
食べる→食べられる→(るを抜くと)食べられ

変ですね(笑)

仮にら抜きでも

見れる→(るを抜くと)見れ
食べれる→(るを抜くと)食べれ

見るの命令形は「見ろ」
食べるの命令形は「食べろ」

なので、命令形としておかしいですよね。

こういう動詞には「ら」が必要ということですね!

その他の例

またまた任意に書いてみますが…

  • 倒せる→倒せ→違和感なしなので「ら」なし!
  • 打てる→打て→違和感なしなので「ら」なし!
  • 騒げる→騒げ→違和感なしなので「ら」なし!
  • 回れる→回れ→違和感なしなので「ら」なし!
  • 転べる→転べ→違和感なしなので「ら」なし!
  • 点けれる→点けれ→変なので「ら」は必要!
  • 閉めれる→閉めれ→変なので「ら」は必要!
  • コケれる→コケれ→変なので「ら」は必要!
  • 投げれる→投げれ→変なので「ら」は必要!
  • 信じれる→信じれ→変なので「ら」は必要!

ら抜き言葉まとめ

といった感じで、実は「ら抜き言葉」の見分け方は全然簡単だったりします。

しかし今時は、お店のポスター等のポップなんかにも

「携帯サイトで見れちゃうよ!」

とか普通に書いているし、テレビやラジオといったメディアでも普通~にら抜き言葉はよく聞きます。

さすがにキー局の社員のアナウンサーの人は、ら抜き言葉を聞くことはほとんどありませんが、タレントさんのMCなんかだと逆に「食べられる」っていう人の方が少ないくらいですよね。

だいたい「食べることができる」を「食べられる」って言う方が正しいこと自体不思議な感じもします。受動で「食べられてしまう」に聞こえたりしますもんね(笑)

だからこそ「食べれる」なのでしょうし、正しいことがすべて正しいわけではなく、言葉は時代とともに変化していくから、子供に伝えていくことは本当に難しいところですよね。

我が家では娘が嫌いなピーマンを頑張って食べているとき

「お、食べられるの~」と、
「お、食べれるの~」

が、半々くらいで出現します(笑)

いずれにしても、正しくない言葉を使うにしろ、正しい言葉はこうで、みんなが使うから合わせるのはOK。

というスタンスで居たいものですね。。

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